人はいつか死を迎える。戸田先生は生前、このように仰られていたのだという。
「自分の悩みが全くなくなって、広宣流布の悩みだけになったら、その人は四年したら亡くなるよ」
四年だったか、五年だったか、記憶が定かではないのでご了承頂きたい。
戸田先生は3・16の広宣流布の模擬試験が終わった後、ご自身の死期を悟られ、このように言われている。
「人間、誰でもいつかは死ぬものだ。私は死んだら、大聖人のところへ還って御挨拶をする。そこで、叱られるか褒められるかはわからんが、七日たてばまた戻ってくる。もっとも、宇宙には地球のような星がたくさんあるから、大聖人にどこかの星で広宣流布せよ、と言われれば、そこに生まれることになるだろう」
(人間革命12巻 寂光より)
「僕は桜が散るころに亡くなりたい」
その通り、桜の散る季節、4月2日に亡くなられた。
享年58歳。早すぎるといえば、早すぎる死だが、75万世帯の折伏を達成し、たくさんの人材を育てられ、今世の使命を果たしきり、安生として逝かれた。
若き池田青年にすべてを託してー
『創価学会は宗教界の王者であります』 ー戸田城聖