宿業はかりがたし
人間を深めることを忘れると、どうしても難に遭えば卑屈になり、周囲を恨むようになる。それが人間の常ともいえる。そうならないためにも、深く自分を見つめ、自分自身を絶えざる成長へと高めていく努力が必要になってくる。
「宿業はかりがたし」です。
万人の魂を救うための徹底した人間生命への凝視なのです。人間の生命に対するこれほどの厳愛はありません。人間生命の可能性への深い慈しみと、人間生命への弱さへの同苦が、この生命凝視の根本にあると排したい。
創価学会の偉大さも、同苦の実践にあります。
自分自身も宿業転換の途上で苦しんでいる。その人が他の人の宿業転換のために戦うから、崇高なのです。
御書の世界 第二巻 佐渡流罪(下)より 一部抜粋
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