引き寄せの法則を斬る
「引き寄せの法則」とは、2006年に出され話題になった自己啓発本「ザ シークレット」に説かれているもので、アファメーション(ポジィティブな言葉で自分を幸せに導く、例えば、私はついている、私は幸せだ)などを唱えることで潜在意識にポジィティブな意識を落としこみ、それを現実化させていくというもの。
まず、引き寄せの法則では、生死の苦悩を打開できません。
いくら日頃ポジィティブな言葉を口にしていようと、人生には思いがけない苦悩、死を意識するような重い病や、自分の力ではどうしようもできない宿業に直面することもあります。
そんなときに安易にポジィティブな言葉を唱え続けても、気休め程度にしかならず、虚しく逆効果になるだけです。
私たちは「南無妙法蓮華経」と唱えれば良いのです。
自分の宿業や、いつかは訪れる「死」に立ち向かっていくには、南無妙法蓮華経しかないのです。
【南無妙法蓮華経と唱えて仏になるべきこと、もっとも大切なり。信心の厚薄によるべきなり。仏法の根本は信をもって源とす】(御書新P2088)
(南無妙法蓮華経と唱えて成仏することが、最も大切なことである。信心の厚薄によるのである。仏法の根本は信じることからはじまるのである)
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