極悪と戦えば極善となる

 「破邪顕正」謗法呵責をメインに記事を綴っていきます。なお、コメント欄に初投稿する場合は、軽く自己紹介をするようにお願いします。管理人が非常識、悪質なコメントと判断した場合、削除させていただくこともありますのでご了承ください。

敵をも味方に変えれる信心

「相模守殿こそ善知識よ平左衛門こそ提婆達多よ」御書P916


ー(大聖人を流罪にした)相模守(北条時宗)こそ善知識であり、平左衛門尉こそ、
""悪知識即善知識""であった提婆達多であるー



かつて職場の同僚に悪さばかりする「嫌なやつ」がいて先輩に指導を受けたところ


「その人にも仏界があるのだから恨んではいけない」


と言われ、それ以降、相手の成長を祈るように。


さんざん苦しめられ、悩まされたが、
お題目をあげさせてくれて、自分の生命を鍛え、
強くさせてくれるという視点でみたときは、自分に害を与えてくる人は最高の
善知識になるのだろう。



あることがきっかけとなり、勇気を出してその同僚の行為を破折していった。普段温厚な私が、強い口調で自分を諫めてきたことに驚いたようで、それからは""悪さ""をしなくなった。数年後、その人は私の強力な味方<諸天善神>へと変わり、なにかと助けてくれるようになっていった。



「相手の悪い心を折って、正法に伏せしむ」
というのが、折伏の本来の意味だが、勇気を出して破折していってよかったと思う。



「悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり」御書P762



折伏を行じていくことこそ、自分の悪い心も相手の悪い心も滅していくことができ、
善を生じさせることが出来る。



「善悪不二とは、悪をそのまま認めることではない。悪と断じて戦い、打ち破って、悪をも善の味方にしていくことです。仏法は勝負だ。負けたのでは、善悪不二ではなく、善が悪の奴隷となってしまう。断じて勝ってこそ、悪知識も善知識にしていけるのです」


               法華経の智慧 悪人成仏ー善の勝利の偉大なる証明より