而強毒之の故なり
「而強毒之」(にごうどくし)について調べてみた。
法華文句にある仏法用語で ""しか(而)もし(強)いてこ(之)れをどく(毒)す""と読み下し、
正法に背く者に対して、強いてこれを説いて毒心を起こさせること。
「而強毒之するは慈悲より起れり」御書P769
そうは言っても、相手が反発し「貪瞋癡の三毒をおこし、悪口罵詈する」ことがわかっていながら正法を説いていくのは、凡夫にとっては容易なことではないだろう。
折伏はしたいけど・・・相手がご近所さんであったり、職場が一緒であったり
毎日顔を合わせないといけない場合、何か事が起こると顔をあわせ辛くなる、また過去の複雑な人間関係等で、実際、言っていくのが厳しい場合もある。
そういう場合は、まず祈っていくしかないと思う。
祈った瞬間「因果倶時」で、自分の生命は変わる。
「とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし、信ぜん人は仏になるべし謗ぜん者は毒鼓の縁となつて仏になるべきなり」
法華初心成仏抄 P552
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。