極悪と戦えば極善となる

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"こんなに尽くしてやったのに" 反逆者の逆恨みの心理


 仏道修行は「してやって」いるのではなくて、「させていただいている」のである。
「してやっている」と思うこと自体、仏法者として謙虚な心がまったくない。
要するに「自分の一生成仏のため、人間革命のため」という原点を忘れているから、
「あの人が悪い、この人が悪い、幹部が悪い。自分はその被害者だ」と思う。これこそ、己心の外に法を求めてしまっている何よりの証拠であろう。そういうのを『外道』という。


仏道修行は『心こそ大切』なのである。
喜んでするところに功徳もある。


 創価学会は、人を信じることからはじまり、善意で成り立つ信仰の組織だ。
何も理由がないのに、役職を解任したり、除名処分などにはしないのである。



 金銭問題をおこして組織をかく乱し、同志に多大な迷惑をかけ、役職を解任された夫婦の話が『新人間革命第8巻 清流の章』に載ってある。


役職を解任された""沼山広治""は、副理事長宅に乗り込み、こう吐き捨てた。


「俺はな、これまでずいぶん学会には尽くしてきたんだ !それなのにクビにしやがって!」
「解任については、納得したことではないか・・・」
「この野郎 !」
沼山は、理事長の胸倉をつかんで、殴打した。
「こんなことをすれば、取り返しのつかないことになるぞ !」
「うるせえ !」
沼山は吐き捨てるように言い、部屋を出て行った。
副理事長はがっくりと肩を落とした。山本会長の心もわからず、反省もない、沼山という人間に対する落胆であった。沼山夫婦の処遇については、再度、審議され、学会除名に決定した。(P268)



 解任、除名にされた原因が「自分にある」と思わず、「人のせい」だと思う。
逆恨み、とはこういうことを言うのであろう。