極悪と戦えば極善となる

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私の吃音完全克服体験


PIECE OF MY WISH


私はもともと「極度のあがり症」で、人前で話すとき緊張のあまり声が出なくなり、ひどい吃音(どもり)で悩んでいた。


女子部の部長になって人前で話をすることも増え、週に一度の「部活」が嫌で仕方なかった。今のようにラインもなく、部員さんに会合の連絡するのは、基本、家の電話。
部員さんのご両親が電話に出られることもあり、緊張しすぎて言葉が出ないことも。


心配した先輩が病院に付き添ってくれたこともあった。


転機がきたのは、選挙の遊説の話がきてからだ。


遊説は、基本、何も見てはいけないので、有権者の方が手をふってくださったときの「御礼の文句」を何パターンかを暗記しておかなくてはならない。街頭演説も紙をみてしゃべってはいけない。


遊説の練習中、引き受けたことをひどく後悔した。
遊説カーに乗っての本番も、緊張でたくさんミスし、かなり落ち込んでしまった。


しかし、不思議なことに、遊説が終わってからというもの、吃音の症状がまったく
出なくなったのだ。これには驚いた。私は、遊説を通して宿命転換の戦いをさせて
いただいていたのだ。


今日、座談会で司会をさせていただいたが、アドリブも入れて、自分なりに楽しく盛り上げることができたと思っている。「人前で話すが、めっちゃくちゃ楽しい!」と感じた。


以前、緊張で声が出なくなっていた自分が、ここまで変わることができるなんて、
本当にこの信心の功徳、学会の訓練は凄いと改めて思う。

危険は忘れたころにやってくる

【また大聖人は、「敵と申す者は忘れさせてねらふものなり」ー敵というのは、(その存在を)忘れさせてねらうものであるーと仰せである。‘’小事‘’をおろそかにし、危険を忘れるところに大きな落とし穴がある】            (池田先生)


先日、ものすごく怖い思いをした経験が、自分の危機管理を見直すきっかけとなった。



私が女子部のころ、池田先生は「女子部、婦人部(今は女性部)は遅くても夜10時には帰宅するように」と指導されていた。


しかし、ある女子部員が事件に巻き込まれてしまった話を聞いて、池田先生は、


「なんで学会の指導を守らなかったんだ。学会の指導を守っていれば、こんなことにはならなかったのに」


と涙を流されて悲しまれたと聞いた。


「これぐらいは、ま、いっか」という少しの油断から、霊山で私たちを見守ってくださっている師匠を悲しませてはいけない。


女性は夜道を一人で歩かない、ご近所さんと「この前、こんなことがあったよ」とマメに情報交換する、防犯ブザーを持ち歩く、家には防犯ライト、ダミーでもいいから防犯カメラをつけるなど、十分に注意していただきたい。

「これぐらいはいいだろう」に魔はつけ込む

【「これぐらいはいいだろう」という、いい加減な姿勢が、大きな事故や大問題をもたらすことになる】  (池田先生『貞観政要』を通しての御指導)


私が女子部で部長になりたての頃、部員さんに飲みに誘われ、
仲良くなりたかったので、飲み会に参加した。


しかし、飲み会の席でトラブルが発生。それがきっかけで、その部員さんは会合に出なくなってしまう。そのことを先輩に報告すると、


「基本、組織での飲酒は禁止だよ。人間、お酒が入ると気が大きくなる。普段、言えないことも言えたりする。それで、お互いを傷つけてトラブルになり、怨嫉を引きおこすことだってあるのよ」


と厳しく注意された。


「これくらいはいいだろう、大丈夫だろう」という些細な油断に魔はつけ込んできて、信心を破ろうとする。


【何事も小事が大事である。私どもの日々の行動にあっても、軽く考えてはならない。
多くの事故も油断からおこっている】


【天魔は、御本仏であられる大聖人にさえ取りつこうとした、その身に入ろうとした、と仰せである。(御書全P1340)それほどまでに魔は恐ろしい。絶対に魔がつけいるスキを与えてはならない】 (池田先生)