大魔がつきたるものども
「大魔がつきたる者どもは一人をけうくんしをとしつれば・それをひつかけにして多くの人をせめをとすなり」(全・1539)
(大魔がついている者たちは、一人を教訓して退転させたときは、一人をきっかけにして多くの人を攻め落とすのである)
「日蓮が弟子にせう房と申し・のと房といゐ・なごえの尼なんど申せし物どもは・よくふかく・心をくびやうに・愚癡にして・而も智者と名乗りし・やつばらなりしかば・事のおこりしとき・たよりをえて・おほくの人を・おとせしなり」(全・同)
(日蓮の弟子の小輔房といい、能登房といい、名越の尼などといった連中は、欲が深くて、心は臆病で、愚かでありながら、しかも自分では智者と名乗っていた者たちなので、ことがおこったとき、その機会に便乗して、多くの人を退転させたのである)
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