極悪と戦えば極善となる

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嬉しいできごと

  役職の話を頂いたとき、正直、気が重かった。
学会の役職の責任の重さを痛感していたからだ。


 当初、活動家は、ほとんどいなかった。
家庭訪問しても、部員さんは、なかなか心を開いてくれない。
こんなんだったら、引き受けるんじゃなかった、とも。


 でも不格好でもいいから、完璧に出来てなくてもいいから、とにかく投げ出さず、
続けようと思った。


 部員さんの幸せと成長を祈り続けようと思った。
百万遍、二百万遍、三百万遍と唱題を重ねていった。


 そうすると少しずつではあるが、活動家が増えてきた。


部員さんが座談会で


「いろいろと大変なことがあったけど今が一番幸せです」


と体験発表している姿をみて本当に嬉しかった。


役職を受ける前は、自分が戦うことで一杯一杯だった。
でも、今は、部員さん一人一人を輝かすことを考え、祈れる自分に変われたことが
とても嬉しい。感謝しかない。