極悪と戦えば極善となる

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念仏の害毒Ⅱ 当世念仏者無間地獄事

【汝等が本師と仰ぐところの善導和尚は、この文を受けて転教口称とは云えども、狂乱往生とは云わず。その上、汝等昼夜十二時に祈るところの願文に云わく「願わくは、弟子等よ、命終の時に臨んで心顚倒せず、心錯乱せず、心失念せざれ。身心諸の苦痛なく、身心快楽、禅定に入るがごとし」等云々】(御書新・P789)


【しかるに、十悪五逆を作らざる当世の念仏の上人たち、ならびに大檀那等の、臨終の悪瘡等の諸の悪重病ならびに臨終の狂乱は、意をえざることなり】(同)


【念仏宗の長者たる善慧、隆寛、聖光、薩生、南無・真光等、皆悪瘡等の重病を受けて臨終に狂乱して死するの由、これを聞き、またこれを知る。それより已下の念仏者の臨終の狂乱、その数を知らず】(同P790)


あなた達が師匠と仰ぐ善導和尚は、転教口称(臨終の悪人が善知識の教えによって念仏に帰依する)とは言っても、臨終の時に狂乱するとは言っていない。あなた達が昼夜に祈っていることは「臨終の時にのぞんで、心が顚倒せず、心が錯乱せず、心を失念しない、心身の苦痛なく、心身快楽で、禅定に入る」等である。


しかし、十悪五逆罪を作っていないとされる念仏の上人たちが、臨終のときに悪瘡(できもの、腫物などの皮膚病)などの重病で臨終のとき、苦しみ狂乱したのは、納得がいかないことである。


念仏宗のリーダーである善慧、隆寛、聖光、薩生、南無・真光等は、悪瘡などの重病で臨終の時に苦しんで死んだことを聞いて知った。それより下の念仏を唱える者が臨終のときに狂乱したことは、数知れないほど多い。