極悪と戦えば極善となる

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念仏の害毒 念仏無間地獄抄より

【念仏は無間地獄の業因なり、法華経は成仏得道の直路なり。早く浄土宗を捨てて法華経を持ち、生死を離れて菩提を得べきこと】(御書新・P748)


(念仏は無間地獄(間断なき苦しみ)の業因である。法華経は成仏の近道である。早く浄土宗を捨てて、生死の苦しみから離れて悟りを得なさい)


中国浄土宗の祖である善導が、臨終の時に、うめき苦しんだことがこの御書には載っている。


【所居の寺の前の柳の木に登って、自ら頸をくくりて、身を投げ、死し畢んぬ。邪法のたたり踵を回らさず。冥罰ここに見れたり。最後臨終の言に云く「この身厭うべし、諸苦に責められ、しばらくも休息なし」即ち所居の寺の柳の木に登り、西に向かい願って曰わく「仏の威神をもって我を取り、観音・勢至来ってまた我を扶けたまえ」と唱え畢わって、青柳の上より身を投げて自絶す云々。】(新・P752)


【三月十七日くびをくくりて飛びたりけるほどに、くくり縄や折れけん、大旱魃の堅土の上に落ちて腰骨を打ち折って、二十四日に至るまで、七日七夜の間、悶絶甓地して、おめきさけびて死し畢わんぬ】(同)


善導は、寺の前の柳の木に登り、首をくくり、自死しようとしたが、その縄が切れてしまい、柳の木は折れ、旱魃で硬くなった土の上に落ちて腰の骨を折ってしまい、七日間、苦しみぬいて、おめき、叫んで死んでいった。