極悪と戦えば極善となる

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東村山デマ事件Ⅷ

そして9月に入り、週刊誌を中心に繰り広げられたのが「東村山デマ事件」の捏造報道だった。こうした‘’ネガティブキャンペーン‘’を主導したのは、反学会勢力が結集した「四月会」である。40もの請求宗教団体や一部政治家、評論家などが結託し、94年6月の発足以来、週刊誌メディアなとを使って、ことさらに学会攻撃を繰り返した。


一宗教団体への攻撃に狂奔するーそれはまさに戦前の思想統制の暗黒時代へ‘’逆戻り‘’しかねない戦後最大の宗教弾圧だった。


宗教法人法の改正議論は、あまりにも拙速で、「結論ありき」で進められた。政府がまとめた改正案はいずれも、国家権力が宗教を管理、監督し、「信教の自由」という基本的人権を侵す糸口になりかねない危険性をはらんでいた。宗教法人審議会の委員も15人中7人が反対・慎重意見。にもかかわらず、強制的に審議を打ち切り、1995年10月17日に「改正」法案が国会へ提出されたのだ。


挙句の果てには、改正議論にかこつけて、与党議員が「東村山デマ事件」を載せた週刊誌を使って国会質問。国権の最高機関たる国会の場で、低劣な一部週刊誌のデマ記事を手に特定の宗教団体を攻撃する暴挙がまかり通るとは、あまりに常軌を逸している。
                     (2023・1・18日付創価新報7面より)