極悪と戦えば極善となる

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幹部は会員を叱ってはいけない

 幹部は、決して威張ったり、人を叱ったりしてはいけないよ。
どこまでも、仏子として敬い、大切に接していくことです。


 戸田先生は、弟子を叱られることがあったが、そこには深い意味がありました。
いかなる場合も戸田先生の一念の奥底にあるのは、大慈大悲でした。


 それもわからず、言動の一端を真似て、同志を叱るようなことがあっては絶対にならないし、どんな幹部にもそんな権利はありません。誤りを正さなければならない場合でも、諄々と話していけばよいことです。


 幹部の皆さんは、会員の方々の意思をどこまでも尊重し、相手を傷つけることがないように、心していってください。
 
 また、さまざまな方がいることでしょう。全員が、素直に話を聞いてくれるわけではありません。リーダーは苦労も多いが、大きな心で皆を包み、幸せになるように全力を注ぎ、忍耐強く励ましていくなかに、本当の仏道修行があるんです。その苦労が、自身の功徳、福運となっていきます。


                  (新・人間革命第30巻上・雌伏の章より一部抜粋)