極悪と戦えば極善となる

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牧口戸田両先生をいじめた刑事はどうなったか

  「私と初代会長牧口先生をともに調べた特高刑事の一人が、東京の有楽町駅で電車を待っていたとき、ひょいと頭を出して電車にぶつかり、目、鼻、口から血を吐き出し、首が抜けて死にかかった。すごい頭破作七分の姿を、はっきり覚えている」
(戸田城聖全集第4巻より)


この刑事は、終戦後、「私が間違っていました」と逮捕された創価教育学会の幹部だった一人に手をついて謝罪した。


【頭破作七分と申すは或いは心破作七分とも申して頂きの皮の底にある骨のひびたふるなり、死ぬる時は・わるる事もあり】(全P924)


他に罰をうけた刑事がいた。斎木という特高刑事は、獄中で、ひげを剃るためのカミソリが差し入れされ、牧口先生がそれを手にしたとき、それを見て先生に平手打ちを何度もくらわせた。身延系の信仰をしていて、牧口先生に、殴る蹴るの暴行をさんざんおこなった者だったが、その斎木の可愛い子供は、かわいそうに頭から貯水池に入って亡くなってしまう。


この斎木という刑事は戸田先生の小説「人間革命」では「斎藤」という名前で登場している。


【法華経の正しい信者である牧田(牧口)先生に暴力を加えた斎藤(斎木)刑事に、厳さん(戸田先生)は仏罰があるべきだと信じていたが、特高を馘首(クビ)になつた斎藤(斎木)刑事がわざわざ尋ねてきて、不良ばかりの子供が三人いるが、その中で、この子ばかりは、今に良くなると思つていた末の子が、夫婦の知人の結婚式に出席した留守に、近所の貯水池へ頭から突つ込んで死んだと話したのは、彼の出獄後であつた】


特高刑事の二課長の警部の木下英二は、戦後、創価学会に入会し、懺悔している。


「敗戦を味わひ追放から失業、そして生活に総ゆる苦難の十年間は全く虚脱状態に陥つて自分の将来には再度起つ機会は到底来らずと幾度か観念させられたか知らないが、奇しくも亦創価学会の戸田先生に救われるとは予想だにし得なかつた事であつた】




「特高刑事たちも、牧口、戸田会長らを取り調べる中で、法華経に縁し、ある者は罰の姿をさらし、ある者は懺悔改俊の情を示して真の勝者を際立たせる役割を演じたのであった」
                       (地涌 709号より一部抜粋)


【とてもかくても法華経を強いて説ききかすべし、信ぜん人は仏になるなり謗ぜん者は毒鼓の縁となつて仏になるべきなり】
                      (法華初心成仏抄 全P552)