極悪と戦えば極善となる

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師子身中の虫

 日蓮大聖人は「悪い弟子を養えば師弟ともに地獄に堕ちるといわれている」御書全P900と仰せである。このご金言に照らせば、かえって悪い弟子がみずから去っていくことは、ご仏意であるとも拝される。


 退転・反逆者は、まさに師子身中の虫であるし、去っていったほうが、将来に禍根を残さないであろう。また、私どもの信心を深め、広宣流布のよりいっそうの発展のための一つの過程ともなる。


 いつの世でも反逆者たちは、もっともらしい言辞を弄して、みずからの行為を正当化するものだ。しかし、大聖人は、その本質を『世間の恐ろしさ』(P1225)と『欲』(同)
すなわち、""見栄"" ""臆病"" と""私欲""である。