極悪と戦えば極善となる

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日蓮仏法に『価値論』を取り入れた牧口先生

「百年前及びその後の学者共が望んで手をつけない『価値論』を私が著し、しかも上は法華経の信仰に結びつけ、下、数千人に実証したのをみて驚いている。これ故、三障四魔が紛起するのは当然で、経文通りです」(牧口常三郎全集・第10巻P300 原文は仮名)


牧口は、日蓮仏法に創価教育学説の中心思想である価値論を結びつけたところに創価教育学会の独自性があるとし、日蓮正宗の伝統的な形態ではその独自性を発揮できないとした。


「私は正式の僧籍を持つことは嫌いであります。僧籍を得て寺を所有することになれば、従って日蓮正宗の純教義的な形にはまった行動しか出来ません。(略)在家の形で日蓮正宗の信仰理念に価値論を取り入れたところに私の価値があるわけで、このところに創価教育学会の特異性があることです」


「謗法とは単に不信者ばかりでなく、また、日蓮宗中の邪法信者のみならず、吾々日蓮正宗信者であっても、純心に大善生活を行じているものを怨嫉すれば、『法華経を信ずれども功徳なし、かえりて罰をかほる』ことになるのである」
              (牧口常三郎全集・第10巻P49)


牧口は、日蓮仏法を真に実践しているのは、創価教育学会だけであり、学会を誹謗するものはたとえ日蓮正宗僧俗であろうとも罰を被るとの確信に至った。


                 (須田晴夫氏著・日興門流と創価学会より一部抜粋)