極悪と戦えば極善となる

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四条金吾の苦悩

乗り越えられないものはない 人間


四条金吾 様々な苦難とたたかったんです
それを大聖人は信頼しているんです


職場では正しき信心の故に 左遷ばかり
領地は没収 同僚からはいつも批判
妬まれる 讒言される


坊主どもの策謀によって 事実無根の罪をたくさん作られる それで苦しむ
頼るべき家庭にあっても兄弟みんな仲が悪いんです
中でも兄は あからさまに四条金吾を憎み 苦しめ いじめるんです
だから兄弟でも 全部兄弟が信心しているとは限らないんです
四条金吾をみればわかる あと兄弟 親戚全部反対です


それでいいんだ そこから始まるんです


それで四条金吾の最初の妻 死んじゃうんです 
かわいい娘は重病大変な重病だったんだ 治らない


誰でも人生は 何らかで大変なんです
「だから、煩悩即菩提だよ、宿命転換するんだよ、そのための仏法だよ、勇気を出せよ」
これが大聖人の叫びです


ある時 さすがの四条金吾もついに周囲に愚痴をこぼすことになる
あの剛毅な 絶対に愚痴をこぼさないような勇敢な四条金吾が
金吾がそれは45歳のとき


【法華経を持つ者は現世安穏と説かれているのに、どうして自分にはこのように大難が雨のように降りかかってくるのでしょうか?】(四条金吾殿御返事(此経難持の事)新・P1544)


「大聖人、ウソつきじゃないんですか?あなたは」


こうなっちゃったんだよ


「そう(現世安穏)おっしゃっているじゃないか、私は反対だよ」って


それを聞いた大聖人は即座に励ましの激励をする 文永12年の3月6日です
大聖人は一人を徹底して大切にする 一人を大事にすることは万人に通じる


大聖人は 四条金吾に


【受くるはやすく、持つはかたし。さるあいだ、成仏は持つにあり、この経を持たん人は難に値べしと心得て持つなり】(同 P1544)


そう覚悟していきなさい 最後は 必ず良くなる
途中の山谷嵐 これは仕方がない 宿命なんだから それを乗り越えきっていきなさい
難と戦いなさい 仏になる 安穏な生活が出来る こう仰せなんです
なってます 四条金吾は


【四条金吾 いいか 臆病であっては 日蓮の弟子ではない 妙法を謗る者がいれば いよいよ強く訴えろ 折伏しなさい それがまた 一家が安穏になる自分自身が安穏になる道なんだ】と


妙法を謗る者には いよいよ強く言いなさい
臆病であっては弟子ではない


四条金吾は それを受けて
大聖人に敵対する奴ら 坊主 権力者に
その日から 勇敢に恐れなく 正義を叫び続けて死んでいったんです
今もって 四条金吾の名前は 光っている


だから
「師匠の一念」と弟子の「わが一念」が融合し 一致した弟子は偉いんです
最も強いんです 最も尊いんです
それが 牧口先生と戸田先生 戸田先生と私だったんです
その方程式 仏法の真髄の方程式なんです


師子の「師」とは師匠
「師」は師匠 「子」は弟子 それが「師子」です 
御義口伝に 「師子吼せよ」「師弟が同じ心で戦い吼えよ」
師子吼しよう!


大聖人は 四条金吾のことを こう言っている


「負けじ魂の人である」
「あなたは負けじ魂を持っている」


仕事に勝ち 社会に勝ち 人生に勝ち 一切に勝ちゆく負けじ魂が学会魂であると
われわれの信念であると  これを今日はお互いに 確認しあいましょう


            (2003年3月 第26回本部幹部会の池田先生の御指導より)