極悪と戦えば極善となる

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謗法払いは学会が定着

「謗法払い」も学会が厳格に実践して定着させたのです。登山会がもうけられてからも、大石寺の塔中の宿坊に神札が祀ってあったり、青年部が追及して取らせたことさえありました。それまで宗門で容認されていた謗法が明るみに出て、撤去された事例がいくつもあるのです。


謗法の撤去に反対した檀徒の間で紛争になり、暴行事件にまで発展した、福島の妙福寺などの事件も起こっています。学会の折伏に啓発されて、正しい信心に目覚めた住職が、六百年間、境内にあった地蔵堂(子安地蔵・三十番神その他の像が祭られていた)の謗法を撤去しようとしたところ、「歴代の住職がよいとしてきたのに、今になっていけないとは何事か」と
檀徒が猛反対したものでした。


東北地方などの他の正宗寺院にも、同じような謗法の仏像等があったといわれており、その後、次第に撤去されたようです。大石寺のひざもとで古くから正法が広まっていた地域でも、多くの謗法が容認されており、「本山ではなぜそれを責めないのか」という強い批判がずっとなされていました。


                    (河合一著 暗黒の富士宗門史より一部抜粋)