極悪と戦えば極善となる

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戸田先生の獄中の悟達「仏とは生命なり」Ⅱ

戸田城聖のこの覚知の一瞬は、将来、世界の哲学を変貌せしむるに足る一瞬であったといってよい。それは、歳月の急速な流れとともに、やがて明らかにされていくにちがいない。
彼は、仏法が見事に現代にもなおはつらつと生きていることを知り、それによって、現代科学とも全く矛盾がないことを確信した。そして仏法に、鮮明な現代的性格と理解とを与えたのである。いや、そればかりではない。日蓮大聖人の仏法を現代に生かし、あらゆる古今東西の哲学を包容する生命哲学の誕生であった。(池田大作著「人間革命」第4巻 生命の庭)




戸田先生の『小説 人間革命』は「妙悟空」のペンネームで聖教新聞に掲載された、戸田先生の自叙伝であった。厳さんの「仏とは生命なり」の獄中の悟達は、戦後の創価学会の思想の機軸となった。この「生命論」から出発し、創価学会は日蓮大聖人の仏法を見事に現代に蘇生させいった。